JCBでANA陸マイラーになるブログ

単なるJCBカード持ちが陸マイル獲得に目覚めた話。

初のマイル修行 旅行記

自宅~羽田空港国際線ラウンジ

かなり早起きして羽田空港に向かう。電車は意外に混んでいる。到着したのは1.5時間前。到着前からなぜかスマホのネット接続が重くなり、電車が混んでいるせいかな?と思ったら妻の使いすぎによる速度制限!2人で一月18ギガなんですが13ギガ使われておりました。こういうのって注意した方が良いのでしょうか。月末までは控えていただきたい旨、お伝えはしました。

チェックインはビジネスクラスだったのですぐにできて快適。速度制限に気づいたのは手荷物検査付近。仕方なく1ギガ買い足して出国審査を終えてラウンジへ。

どうせ機内でも出るのでラウンジでは軽めに済ませ、修行で長いトランジットもあるので二日酔い気味でもあったのでアルコールはやめてトマトジュースに。トマトジュースって久しぶりに飲んだ気がします。羽田空港の国際線のラウンジの料理はその後体験した海外のラウンジと比べてクオリティ的には悪くないと思いました。

その後、エスプレッソをダブルで飲みつつ時間つぶし。現時点の時間の12時間後でも到着していないという恐ろしさ。トランジット4.5時間です

 

ラウンジ~トランジット

ラウンジでの朝食後、免税薬局で必要な物を買い、搭乗口に向かうと既に搭乗が始まっていました。平日という事もありそれほどこみ合わずに機内へ。
エアチャイナのビジネスクラスです。初のエアチャイナで機内の設備は北京乗り継ぎ便ということもあり質素でしたがキャビンアテンダントの心遣いはかなり高く、心地よいものでした。日本のおもてなし、ホスピタリティともまた違った謙らない印象を受けました。
日本のCAさんってなんというか声に感情込めて話す感じがありますよね。日本語の特徴として抑揚の無さがあるのでそうしないとぶっきらぼうに聞こえてしまうので仕方ない部分もあるのは理解しています。中国語や英語は表現が既に言語として豊かなのでそういう不必要な装飾がない分、こちらにその気負いが伝わってこないのでラクなんですよね。

機内の朝食は洋食にしました。味はまあまあ。しかしジャスミン茶の香りは良かったです。

うたた寝したり、トイレ行ったり、電子書籍を読んでるうちに北京空港に到着。しかし着陸してから降りるまでに待つこと待つこと。そういえば離陸も30分遅れてました。合計で1時間遅れです。トランジットが4.5時間あるので多少遅れても平気なのです。遅れる前提のトランジットになっているのではないかとすら思いました。

トランジットが4時間半あり手持ち無沙汰になりそうで困っていましたがこれならばどうにかなりそうです。来る前はトランジットタイムで弾丸北京観光しようかなと思っていたのですがこの感じだとトランジットで8時間待ち位の余裕がないと不安な気がしますね。入国審査などの混雑具合にもよるのでしょうが4.5時間では結論無理でした。

そればかりか4時間半のトランジット、まさかと思いましたが適正でした。入国審査的なものでも時間が掛かり、結局ラウンジで過ごしたのは1時間ほど。北京空港での乗り継ぎは要注意ですね。チンタオビールを3本飲み、中華料理を数品食べました。チャイナエアのラウンジはかなり混んでおり席を探すのが大変でした。ラウンジの中華料理は味付けの濃いこれぞ中華という感じでまずくはなかったです。

青島ビールはどんどん消費されるせいか、手前はぬるいものが多く、奥の方に手を伸ばすと冷えているビールがありました。入れ替えて補充するとか大陸系はやりませんよね。日本の過剰サービスに気疲れするか、こういう雑さに辟易するかどちらを取りますか?という究極の選択です。

気になったのがラウンジのWi-Fi。搭乗券情報を読み込ませてからログインするのですが全く使えないです。中華サービス以外を激しく制限しているためと思いますが、なにも出来なかったので、ドコモのワンデイを使いました。30MBで上限に達するという現代では使い道的にはあり得ないサービスなのですが仕事のメールチェックなどテキストベースの情報のみに限定して使いました。(しかしやはり僅かな滞在時間のうちに使い切りました)。とは言え、基本的にどのサービスにも繋がったので有り難かったです。

 


トランジット~目的地の国際空港

 搭乗時間前にゲートに向かいましたが既に乗り込み始めてました。これが中国式なのでしょうか。しかし出発はやや遅れる感じです。

羽田空港から北京空港へのフライトにはテレビがありませんでしたが、北京空港から某国へのフライトはビジネスクラスらしい広さでフルフラットになるタイプ。映画も観れました。ただし2本目映画の途中で機内が薄暗くなり、テレビが観れなくなり強制的に就寝時間となりました。選択肢はありません。寝るしか無いwこの辺も中華スタイルでしょうか。

赤ワインを夕食時から延々飲んでいた事もあり、私もフルフラットにして眠りに就きました。気づくとCAさんがいつの間にか中国の国の色とも言える赤いブランケットのようなものを掛けてくれていました。

日本の航空会社だと絶対にやらないタイプのホスピタリティだと思いますが有り難かったです(寒かったので。寒そうにしてたので掛けたんでしょうね。お母さんかw)。日本のCAの方が話し方にもっと感情を込めつつも相手になるべく立ち入らない感じ。中国だともっとサバサバしつつもお母さんのような少し御節介になるギリギリのサービスがある印象を持ちました。個人的には、エアチャイナのホスピタリティは心地よかったです。

赤ワインを沢山飲んでいても私の様子をみて大丈夫と思ったのでしょう、特に何も言わずにガンガン持ってきました。恐らく1本は飲んだかなと思います。無駄に酒は強く、暇に弱いのです。

中華航空、これで遅延や空港での混雑が無いなら料金がリーズナブルですし今後も使いたいと思いました。寝ているうちにあと40分で到着となりました。半日以上の時間を掛けて来ましたが、そこまでの負担に感じなかったのはビジネスクラスだったからですね。仕事で出張される場合はなるほど納得です。

長時間フライトでは初めてのビジネスクラスです。普段はエコノミーばかりでしたがやはり心地良さは違いますね。エアチャイナ程度の料金設定であれば自腹でも乗る価値があると思います。 

 

目的地国際空港~ホテル

空港に到着したのは深夜です。空港付近のホテルに泊まる予定で既に予約していたのですがよくみるとこれ、LCC用のラウンジ泊まりでした。到着前は、《空港がそこそこ大きいみたいなので少しぶらついてから向かうかもしれません。マッサージがあれば少しほぐしたい気持ちです。日常的に運動しているので、なんとなく身体を動かしたい気分》などと思っていたのですが、ラウンジホテルに泊まるのは流石に嫌なので翌日から予約しているホテルを追加予約しました。

しかし追加予約時に困ったことが発生しました。現地のSIMを買うつもりだったのですがなんとSIMロック。我ながら阿呆すぎるんですが、アンドロイド携帯を持たずにSIMロックのiPhoneだけ持ってきてしまったために現地回線が使えません。空港の回線も全然遅すぎるので仕方なくまたドコモのワンデイ30MBを購入しネット接続して無事ホテルを追加予約。

ホテルまでは公共交通機関に乗って行くことも出来るようでしたが、面倒くさいので空港でメータータクシーに乗りホテルまで向かってもらうものの深夜なのにまさかの渋滞。結局、ホテルに着いたのは朝5時に家を出て夜中の1時でした。ただ、このタクシーひどいボッタクリでした。帰りの空港にホテルから戻る時に判明したんですが明らかに遠回りしていました。大した金額ではないですが、帰りのGRABの倍の料金が掛かっていました。勿論GRABのほうが安いですし、深夜料金とかあるのであれば別ですが明らかに怪しかったです。やはりこういう国ではUBERかGRABを使うべきですね。

 

現地の滞在日記

 

こちらは割愛します笑。飲み食い&観光を楽しみました。あとホテルはSPG会員ということで立派な部屋にアップグレードされていた気がします。どのぐらい良い部屋なのかはわかりませんがスイートではないものの、最上階に近いフロアの、フロア図でみると一番広そうな部屋に案内されました。部屋はとても快適でした。

  

ホテル~現地国際空港

 

滞在中に利用したタクシーでもやはり細かいチートがあったので流石にムカついたので帰りの空港行きはGRABを呼びました。UBERやGRABは実際のところ良いです。回線が繋がるのであれば毎回そうしていたんですが今回の旅ではSIMロックしか持っていないという事があり久しぶりにタクシーを使いましたがひどかったですね。彼らは多分稼ぎも良くないしそうやって地道に儲けるしかないのだと思います。

今まさにボッタくりながら「帰りの空港行きのときには俺を呼んでくれ」とかいう精神状態はなかなか突き抜けたものがあります。彼らのせいで配車サービスが流行るんでしょうね。ただGRABやUBERの運転手も特に恵まれているわけではないので、貧富の差につけ込むことで成立しているサービスという気がしなくもないです。複雑な気分になります。とはいえタクシーは使いたくないので滞在中も途中からはレストラン等でWi-FiにつないでGRABしたりはしていました。

チェックアウト中にホテルのWi-Fi回線をつかってグラブを呼び、チェックアウトが終わるとロビーに来ていました。超便利です。カード決済で現金も使わないのでお釣り無いとか言い出さないし本当に便利。

結果、空港には来るときの2/3の時間で到着し、金額も半分でした(GRABがやや安いということはあるにせよ)。空港にいるタクシーですらチート行為があるんですから油断なりませんね。大丈夫な国は日本と台湾。あとベトナムもそれなりにしっかりしてる気がします。他の東南アジアの国ではタクシーに乗らずにUBERかGRABをおすすめします。

 

 

現地空港~羽田空港

 

帰りはANAのビジネスクラスの直行便です。ラウンジはゆったりしており、アルコールを飲みながらつまみになりにくい主食的なものを食べながら待ちました。結局ラウンジって出る食べ物のレベルでいうと普通のお店で千円ぐらいで出てくるものですよね、大体が。なんというかあまりありがたみを感じません。ファーストクラス専用のラウンジであれば違うんでしょうか。

飲んでいるうちに時刻になり搭乗口に向かうと既に乗り込んでいます。ビジネスもクソもありません。真面目に列に並び機内へと進みます。

帰りは直行便かつANAということで安心感があります。ただ日本式のオモテナシは正直重い。重い割には踏み込めないというややこしい閉塞感のある現代日本らしいシステムなので、CAさん達自身とても大変だろうなと同情します。日本人には完ぺきを求める人が多く、それぞれに無駄なこだわりがあり、個々にその要求に配慮する必要があるというのは本当に可愛そう。

私の場合はオモテナシ的な挨拶は不要で、頼んだらお酒を持ってきてくれればそれで良いんですが、頼むたびにちょっと不安な表情をされてしまいます。明らかに異常に飲むので。たしかに上空では気圧の関係で酔いが回りやすいと言われます。ただ私は地上では赤ワイン3本ぐらい飲みますし、そのぐらいで心配しないでほしいわけです。とはいえ6時間とか延々と飲み続けられると心配になる気持ちはわかります。とはいえシラフで6時間退屈に耐えることは私には出来ませんので延々と飲みながらハリウッド映画の新作を観ていました。

ついに到着1時間前ぐらいに追加を頼むとCAさんに「さっきから沢山飲んでるけど大丈夫?これで最後だよ?(勿論丁寧な言葉で)」と言われちゃいました。恥ずかしかったですね。確かに乗客が気分悪くなるのを防ぐのは必要ですし明らかに飲み過ぎなんですが私としては普通なわけです。なんなら少し遠慮してたぐらいです。上客ではないので仕方ないですが、事前登録できないでしょうか。普段の酒量申請とかいつも搭乗中に飲んでる量を記録するシステムがあるといいなと思います。いつだったかちょっと話題になっていた「誕生日なのにショボいスイーツしか出てこなくて拗ねてたオッサンの旅行記」を思い出しますね笑。そういうシステムがあれば私もあのオッサンも皆幸せだったと思います。可愛そうなオッサンなんか居なかったんやw

飛行機に乗っているだけで楽しい、という方も多いみたいですが私には純粋な苦行であり、楽しい新作映画と美味しいお酒がないと気が狂いそうになります。眠れるのであればいいんですがこの日は全然眠くなかったです。今度から機内に持ち込みますかね?それは怒られますか?テロ行為とみなされるでしょうか?

或いは最初のCAさんの自己紹介の時に私も自分の酒量について自己紹介するべきかもしれません笑

 

まとめ

 

久しぶりの一人旅を堪能しました。現地では主に敢えて和食系を選び、現地の方やオーナーとも交流が出来ました(日本料理系のほうが寿司バーやカウンターがあってそこで一人飯をやりやすいんですよね)。飛行機はビジネスクラスが間違いない。ただラウンジは主食不要の呑兵衛には微妙。エアチャイナのサービスはさっぱりしていて好み。

ANAで飲みすぎると心配されるので予め自己紹介する(これは冗談)。東南アジア諸国ではタクシーが微妙な事が多いのでUBERやGRABを使おう。SPGのアップグレードはどのぐらいされているのかわからないが、されている模様。という感じですね。

次のフライトは中距離、4時間弱です。次もビジネスクラスです。